現地レポートVol.13 言葉が通じなくても伝わるユーモア


こんにちは!インドで髪を切ったらインド人に不評だったSHIRUCAFE IIT Bombay店のAです!

インドの接客って英語だよね?英語が苦手な私でもインドでやっていけるんだろうか?いやいやひょっとしてヒンディー語必須?! そんな皆さんの不安を取り除けるような、お客さんとの楽しい会話風景を紹介したいと思います。


What’s up!?


IITでの接客は基本的に英語で行います。

基本的にお客さんは「Hello!」や「Hi!」と明るく挨拶してくれますが、みんなと少し違う挨拶をするお客さんのことはすぐ覚えてしまいます。

その最もいい例が彼!

彼のことをスタッフは愛着を込めて「What’s up」と呼びます。笑

彼は毎日必ず一回は知るカフェに来てくれる常連さんで、いつも明るく「Hey!○○!What’s up!?」と声をかけてくれます。僕も彼に「What’s up!?」と元気に返します。

英語が苦手な僕ですが、What’ upのやりとりだけで彼とは十分意思疎通が図れているような気がしてしまいます。(笑)


しかしそんな彼はたまーに変化球も投げます。

いつも通り彼が知るカフェに近づいてくるので私は「What’ up!?」の準備をする。

私がいざ口を開く直前に彼は「おはよう!!」とにこやかに挨拶してくるのです。

予想を裏切られた僕は、彼の中に豊かなユーモアを感じるとともに、よりいっそう彼とのつながりを感じるのでした。



Black Teaおじさん

What’s upみたいに変わった挨拶を交わしてくれる人のことはもちろん覚えるんですが、毎回同じものを頼むお客さんの顔もつい覚えてしまいます。

その代表が彼!Black Teaおじさん(笑)


注文を聞くと彼はいつも「Tea」と返します。

言われた通りTeaを注いでいると「もうちょっともうちょっと!なみなみ注いでくれ!」と言います。

またまた言われるがままに紙コップぎりぎりまで注ごうとすると、「いい、いい。そんなにいっぱいじゃなくていいよ。君が火傷したらどうするんだ。」と言ってくれます。

毎日そんなやり取りをするので、三日もたたないうちに彼のことを覚えてしまいました。


それ以来僕は列に並んでいる彼と目が合うと、注文を聞くこともなくTeaを注ぐようにしていました。

私の余裕そうな態度に彼は気づいていたんでしょう。

いつものように彼と目が合ってTeaを注ごうとしたある日、彼は「Stop!Stop!」と言います。意味が解らず彼の顔を見ると「今日はコーヒーを飲むんだ」とニヤリ。

「What happened to you! Incredible!」とつたない英語で驚きを表現する私を横目に、彼はしてやったりというような表情を浮かべています。


その次の日も彼は店舗に来ます。コーヒーの感想を聞きたくて「How was coffee?」と尋ねたつもりが、彼には「How about coffee?(コーヒーはいかが?)」に聞こえたのでしょう。彼は笑いながら「As you like it.(お気の召すままに)」と返します。そのワードチョイスに僕もクスリときます。


その日以来彼はコーヒーばかり頼むようになりました。少なくとも僕がシフトに入っているときは。(笑)そんな彼のおおらかさが僕は大好きです。



もちろん英語が堪能であれば、SHIP生活を最大限に有意義なものにできることは間違いないです。しかし、英語にちょっと不安があるくらいで応募をためらうのはもったいない!

簡単な単語とちょっとしたユーモアがあれば、言葉が通じなくてもお互い心から笑いあえるたくさんのお客さんと出会えますよ!

SHIP:知るカフェ海外インターシップ体験記

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