インドの祭り「Holi」とインド人

こんにちはお腹の痛みは生きている証。IIT Indore店スタッフのNです。

今回は先日参加したインドのお祭り「Holi」のレポートをお届けします!


Holiって?

Holiとは誰彼かまわずカラフルな粉を塗りあったり、色水をかけ合ったりするお祭りで、ヒンドゥー教の春の訪れを祝うものだそう。元々豊作祈願の意味を込めて行っていたものに悪魔払い等の伝説が重なり今のお祭りの形になったようです。日本で言う「節分」みたいな日ですかね。

地域によっては1週間お祭り状態だったり、早々に切り上げたり、激しかったり、そうでもなかったりと様々ですが一般的には、目が合った人と粉を塗り合って「ハッピーホーリー」と言って抱き合うのが一連の流れ。これを無限に繰り返し、時には子供に水鉄砲を浴びせられます。

今回はそんなお祭りの中感じたインド人の人間性についてお話しします。

インド人の寛容さ

まず日本で色水をかけられるなんてことがあると、いくらお祭りだとは言っても僕は本気で怒ります。笑

しかしこの日インドでは子供から大人まで参加するのは勿論、普段会社で働く上司と部下同士でも全力で染めまくるのです。またヒンドゥー教は基本的に禁酒であるにもかかわらずこの日だけは盛大にお酒を飲む人が多く、朝から至る所で大騒ぎ…

社会的立場を超え、更には宗教的タブーをも許し合うインド人の寛容さには驚きを隠せませんでした。

(大人から子供までハッピーホーリー!)

インド人の親しみやすさ

そしてもう一つ。インド人は本当に親しみやすく、優しい人ばかり!というのも、お祭り中ひたすら声を掛けられていて、

「朝食食べた?こっち来て一緒に食べよう!」

「水いる?取ってくるよ!」

「シャワー浴びたいでしょ?探してあげる!」

などなどひっきりなしです。初対面のいわば通りすがりにここまで話しかけるか?!と言うほどとにかく話しかけてきます。色粉とともに。

皆さんご想像の通り中には見返りを求められる少し悪質な親しみも少しはあるかもしれませんが、ほとんどは親切心からくるもの。一度お腹が空いたと言うと、そこら中から全力で食べ物をかき集め、飲み水を持ってきてくれます。まるで学園No.1のアイドルです笑

実際に当日は大量にもらった朝食を食べ、探してもらったシャワーを浴び、帰りの電車を手配してもらうインド人の親切心にどっぷりつかった一日となりました。

インド人のそんな寛容さと親しみやすさこそHoliが伝統として長年続くお祭りたる所以なのかもしれません。

是非皆さんも現地でインド人のあたたかい人間性に触れましょう!

接客や普段の生活の中でもこれらを感じる場面がいくつもあるのでまた別の機会にお話できればと思います。

(たくさんのインド人と!)

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