体験記Vol.37(京都大学3年Nさん)

こんにちは。ナマスカール。

初代デリー店店長を務めました、知るカフェ京都大学前店 N です。 


SHIP 体験記、ぼくで Vol いくつになるのかわからないくらい、SHIP 渡航者も増えてより

インド渡航が身近な存在になっているかと思います。

いくつもある体験記の中で、大切な時間を使ってぼくの記事に目を通してくれる方、ありが

とうございます。なるだけ疲れてしまわないよう、テンポよく進んでいきます! 


1. インドで何してん?

ぼくの SHIP 期間、何回も聞かれた言葉です。

答えは一言です。 「新店舗の立ち上げしてんねん」と。 

こちらは店舗が OP した日の写真です。

IITD のそうそうたるメンバーや、社長との写真ですね。この時心の中では緊張の嵐でした。

(下手なことしないかとか・・・)


2.めっちゃ簡単

初代店長として立ち上げをしましたが、結論から言います。

「誰でも立ち上げはできます」

“立ち上げ“と聞くと、すごく難しいことという風に感じられると思いますが、その幻想をぶ

ち壊すために今ここで言います。誰でもできます。

「具体的に何したん?」と思いますので、その内容といかに簡単かを下に書き連ねますね! 


店舗営業時間交渉

:担当教授と話すだけ、簡単。

ドリンク資材業者対応

:言語が通じないだけ、学生に通訳を頼めば余裕、簡単。

オープニングセレモニー開催交渉

:学長にアポを取るだけ、簡単。

入校許可証の獲得

:どうすれば取れるかを学生に聞きまくる。オフィスに行く。申請する。簡単。

運営安定化

:マニュアルを作成する。Office が使えればいける、簡単。

 以上のように、まあそんなにたいしたことはしていません。なので誰でもできるんです。 


ただ 1 点だけ言いたいことがあります。 

それは、「簡単でも貴重である」ことです。 


日本の大学生で、世界最高峰といわれる大学の学長に交渉する学生はどこにいるでしょう

か?

慣れないインドという文化の中で、業者を待つ学生はどこにいるでしょうか?

簡単で誰にでもできることでも、その貴重さが自分の視野、価値観を広げてくれたと思いま

す。

SHIP では最もそれがコスパ良くできると思いますので、ぜひご応募を!(宣伝はいれない

とね) 

-他店舗スタッフとの旅行写真、楽しいですよ!-


3.人生は変わんない

よく、インドに来たら人生が変わるという人がいます。

よく考えてください。変わりません。

インドに永住するつもりなら変わるでしょうが、インドに来てどうせ日本に帰るのであれ

ば、それは変わったのではなくて人生観の拡大であると思います。

なので「人生が変わる」といった安い言葉は苦手です。

そして、デリーに来て拡大した 1 番の人生観について、最後に軽く話してキーボードから

手を放したいと思います。

 

体感することで見える

旅行や何かしらで、食事などの文化の差を感じることはあると思います。

でも、もっと根本的な部分に文化は根付いていると感じました。これは旅行ではなく実際に

住んでみて初めて分かることでした。 

-IITD の学生とのダンスパーティ-


インドでは喜捨の文化があります。ヒンドゥー教の教えですね。

普通は物乞いなどに恵むことをあらわしますが、この喜捨の教えが、インドでは深く根付い

ているのだと感じました。 


日本では、全く知らない人にものを奢ったりするでしょうか?(ナンパくらいです) 


インドでは、困っている人がいると誰であれ助ける文化があります。

これは、インド人がわざわざ「喜捨の教えだから」と思ってする行動ではありません。 


ここでのぼくの人生観の広がりは、「体感することで見える」ということです。 


デリーについて、想像だけで行くと正直、詐欺が多かったりだまされたりして治安も良くな

いと思っていました。

しかし、実際に体感すると、渡航前とは全く違います。どう違うかは実際に来てみてくださ

い。

なのでぼくは、「何事も体感できるものについては体感することで、本当の世界が見える」

という人生観を得ることができました。 


4.最後に

ぼくが SHIP で得たものは、人生観の拡大でした。

人それぞれに、SHIP に参加して得られたものは違うと思います。

ぜひ機会があるなら、いってみてくださいね!おすすめです! 

-スタバでのテイスティング写真、インドにもスタバありますよ-


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