体験記Vol.43(立命館大学前店3年Hさん)
こんにちは、インドール店・ボンベイ店の2店舗でSHIPに参加していたHです。
いきなりですが、皆さんは “インド” と聞くと何を思い浮かべますか? IT⼤国、発展途上国、カレー、ヒンドゥー教…etc ⾊々な答えがあると思います。そしてその全てが正解であり、不正解です。というのも、インドは私たちの住む⽇本と⽐較すると約9倍もあり、地域によって街の⾊も⼤きく変わるからです。
インドの様⼦は他のスタッフの体験記にもたくさん書かれているので、今回は、インドの閑静な村”シムロール(インドール)”とインド最⼤の都市”ムンバイ”の両⽅を経験した私の超個⼈的な体験記を記そうと思います。
・インドール
僕の最初の派遣先はIITインドール店でした。 ⽇本からほぼ丸1⽇、中国とデリーで2回⾶⾏機を乗り換え、さらにそこからタ クシーに1時間ほど揺られ、やっと辿り着いたインドールの印象は、正直想像 していたインドとは全く違っていました。だって、何もないんです。これぞ奥 地って感じ。笑 当然⼈も少なく、⾷事を取れる場所も限られていました。 (またこれがどれも⾟い!!)初⽇はもちろんインドカレーでしたが、⾟すぎ て完⾷できず。汗だくになって帰りました。笑 さらに現地の⼈たちは英語も 話せないので渡航初期は本当に苦労しました。そんなこんなで慣れない環境に ストレスが溜まっていたのか、最初の2,3週間はずっと体の調⼦が芳しくありま せんでした。しかし、慣れとはすごいもので1ヶ⽉もすると環境や⾷事にも慣 れ、ヒンディー語も少しずつですが聞き取れる、話せるようになるのが実感で き、⽣活がどんどん楽しくなっていきました。こうなると嬉しいのが学⽣との 距離が近いことです。IITインドールは周りに何もないこともあり、特に学⽣と の距離が近く、さらに家も学⽣と同じホステルに住んでいるため、帰宅後も学 ⽣と遊ぶことができます。僕は仕事が終わると⼀緒にスポーツをしたり、学⽣ の部屋にお邪魔したりして遊んでいました。(仲のいい学⽣もたくさんできました!)また、平⽇はほとんど学内の移動となるため、⾮常に安全で、教授や 学⽣の⾞をヒッチハイクして店舗に⾏くこともしばしばありました。笑 他に も学外でご馳⾛してもらったり、休⽇には市内を案内してもらったり、実家に 招待してもらったりもしました。本当に朝から晩までいつでも学⽣と触れ合え る環境が整っているのがインドールの特徴と⾔えます。(もちろん落ち着きた いときは快適な家でゆっくり休めますよ!笑)
現地でできた学生とレストランへ。
現地学生の実家に招待されて。
・ムンバイ(ボンベイ)
3ヶ⽉間インドールで働いた後は、インドのニューヨークとも呼ばれる⼤都会ムンバイへ移動し2ヶ⽉間勤務しました。 ムンバイはインドールとは真逆の都市です。⼈も多く、⼤きなモールもあって、インフラも整っています。正直なところ、ムンバイは半分くらい⽇本だと思っています。そのくらい住みやすい。停電なんて本当に稀です。(インドー ルで3ヶ⽉間過ごした僕には逆に少し物⾜りない感はありましたが。笑)また、オープン当初から知るカフェスタッフと仲が良く、遊びにきてくれる学⽣はいます。IITボンベイ校はIITの中でもトップと⾔われており、遊びに来てくれ る学⽣の中には⽇本語が本当に上⼿い学⽣、7カ国以上話せる学⽣もいてとても⾯⽩いです。(⽇本語を教える代わりに、ヒンディー語を教えてもらったりしていました。笑)そんな中にいると⾃分ももっと学ばなければといい刺激になるのはボンベイ店の良さですね。(インドールでは勉強より遊びに誘ってくれる学⽣が多かった。笑)しかし、ムンバイは⼈が多いこともあり、⼀⼈の学⽣と⻑く話すということは難しいです。学内に店舗があり、毎⽇1000⼈以上の学⽣が来店するため、⼀⼈と話し込むとすごい列になってしまうのです。都会ならでは、ですね。笑
インドの独⽴記念⽇。モールにて。笑(インドの独⽴記念⽇は⽇本と⼀緒!)
なんと学生から作品をもらいました!(めっちゃ上手い!!笑)
このように、どちらの店舗にも魅⼒的な部分がありますが、個⼈的には⾃分の価値観を⼤きく広げてくれたのはインドールだったかなと思います。初めてインドを体感した⼟地ということもありますが、1⽇10回以上の停電、誰も守らない交通ルール、道が悪く20分に1回は跳ねる夜⾏バス(何回空中で⽬を覚ましたことか…笑)、3時間以上遅れてもアナウンスの1つもない電⾞(外気温45 度かつ満員で冷房もない笑)、絶対に時間通りには来ない業者、極め付けはAmazonでさえ圏外というこの村でできた経験は、確実に⾃分の価値観を広げ、 何が起きてもなんとかできるという”⾃信”を与えてくれました。もちろん、この⾃信は⼀⼈で培ったものではありません。インドールで⼀緒に働いた⽴命館⼤学のT、社員のHさんをはじめ、同時期にインドへ渡航したQ1スタッフ(彼らとはいろんなところに弾丸旅⾏をしました^^)、Q1と⼊れ替わりで渡航してきたQ2スタッフ、インドで様々なことを教え、助けてくれた現地学⽣、ひいては 今回渡航を許可していただいたエンリッションの皆様にも⼤変お世話になりました。5ヶ⽉間という⻑期渡航を無事完遂できたことを嬉しく思います。本当にありがとうございました。
Q1スタッフとタージマハルへ。(ベストショット!!笑)
・渡航を考えている⽅へ
知るカフェインド事業がはじまり約3年が経とうとしていますが、実際のところまだまだ事業が安定している状態とは⾔えません。しかし、そんなフェーズの事業を⼀緒に作り上げていく経験ができ、さらにここまでの⾼待遇(詳しくはHPで!)を提⽰する企業はエンリッション以外ありえないと思います。その分責任も伴いますが、「SHIP」は本当に⽇本⼀当事者意識を駆り⽴てられる素晴らしいインターンだと思います。⾃分の働きが事業を進めたと実感できる喜びは感慨深いものです。また、これまで多くの学⽣がインドに渡航していますが、みんな⼝を揃えて、参加してよかったと⾔います。僕も参加して本当によかったと思います。最後の決断をするのは皆さんですが、この体験記が少しでも後押しになれば幸いです。
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