体験記Vol.44(神戸大学前店4年Kさん)
こんにちは!神戸大学前店の K です。
私は4月~9月の半年間 SHIP に参加し、割と波乱万丈な(?)日々を過ごしていました。今回こちらの体験記では、この日々を思い出しながらSHIP を振り返ってみようと思います。同時にみなさんにSHIPで出会える「人」の魅力について、またインドでの生活のイメージが少しでも湧けば幸いです。
(IITD でダンスパーティー。お酒も飲まず踊り狂ったなあ。)
デリーでオープニング
「インドでオープニングってめっちゃおもろそうやん」
(IITD 店オープン前。相当なつかしい。)
ここから私の SHIP は始まりました。
インド渡航してまず、滞在予定の家に家具がなにもない。オープン前は資材調整でものすごく忙しくて、毎日疲れ果てて帰宅し、床でご飯を食べて床で寝るといった日々を過ごしていました。(数日だけですよ)「え、最悪」と思われる方がいるかもしれませんが、私は意外と楽しんでいました(笑)業者が期日通りに来ないというのは聞いていたのですが、この時初めて「インドに来た!」と実感したんですよね。
(本当に何もなかった。)
オープン後も忙しく、毎日 1000人の接客をしていました。こういった日々の中で友達がたくさんできて、いろんな話をしました。IIT の学生には日本好きが多いです。アニメの話をしたり、恋バナをしたり…平和についてや男女平等についての話をしたり。もちろん将来の夢の話もしたりとすごく充実していました。また一緒に渡航したスタッフとは常に一緒にいて、いろんなところに旅行したり、自炊をしてみたり、ふざけあったりと楽しい日々を過ごしていました。ただ、ビジネス面で特に大した成果は残せていなかったんです。そんな時にあの連絡が来ました。
(いろんなところに旅行したけど私はジャイプールが一番好き。)
(驚愕の事実。インド人、並びます。)
ハイデラ異動
「来週からハイデラ店で店長をしてほしい」
聞いたときは正直、すごく落ち込みました。友達がいっぱいいる立ち上げから見てきたデリーを離れることが寂しいというのもあったのですが、大した成果もあげれないまま異動というのがとても悔しかったんです。
この日は寂しさと悔しさで号泣した記憶があります…
(デリー最終日、親友がネックレスと手紙をくれた。泣いた。)
ハイデラ店で店長に
このころ私は不安でいっぱいでした。デリーでの 2 か月半で特に結果が出なかったのに、新しい環境で残り3カ月半で何かできるのか?半年もいてなにもできていなかったらさすがにやばい…私ってこんなに仕事ができなかったんや…と。ちょうどこのころ渡航者が頻繁に変わっていたので、ちゃんと店長できるだろうかとか、一緒に働くスタッフの結果がちゃんと評価されるような環境をつくれるだろうかとか、本当に不安でいっぱいだったんです。(性格と経験上、なんとかなるか~と思えたので悩んではないです笑)
(不安いっぱい(;_;)と言いながら楽しんでました。オートに9人で乗ったり。)
そんな時私に自信をくれたのは一緒に働いていたスタッフ・事業部の方々でした。私は IIT の友達が大好きで、彼らが課題に感じていることを解決したいなあと思っていたんですが、どうするのがいいかずーーーーーーっと(デリーにいたころから笑)考えていたんですね。思考することが苦手なので時間がかかってしまっていたのですが、新渡航者が来た 7 月を転機に進みだしました。
この体験記を読んでいる方は是非さかのぼって彼の体験記も読んでみてほしいです。(大阪大学の I 君あなたです)
転機が来た!
Iが来た当初は戸惑いました。めちゃめちゃ生意気だったんです…まあ渡航期間2週間だし我慢するか…でもせっかくだし仲良くなりたいな…と思っていました。
Q1 の時期に Bombers(大阪大学の M 立命館 BKC の A 東工大の T だよ)がノリノリで勢いがすごかったので、彼らに倣ってとりあえず I といっぱい話してみることに。
すると、めちゃめちゃいいやつだったんです…(笑)彼とはよりよい新サービスを設計するため、実現するために夜通し話し合ったりしていました。この2週間があったから、私は思考するのが苦手ではなくなり、また自分としっかり向き合えるようになりました。新サービスについての構想もだんだんかたまってきて、I が帰国し社員さんがやってきました。
(I と撮った写真が全然ない。なんで?)
知るカフェスタッフはみなさんご存知!社員の H さんにはこの半年間、本当にお世話になりました。実はデリーのオープニングも一緒にして、ハイデラでも計2週間ほどかな?働いたのですが、いつも、「もっと頑張ろう」と思わせてくれる私の理想の上司です。H さんはとても聞き上手で、いつも私が話したことをまとめて客観的な私を教えてくれます。話をひきだすのもすごく上手なんですよね。彼のおかげで私の将来がすこし見えはじめました。「学生の将来の選択肢を広げる」という知るカフェの VISION を体現されている方だなと思います。
(これは劇を見に行った時。超おすすめ。)
そしてそんな H さんとの日々はあっという間に過ぎ、交代で次の渡航者がきました。
SHIP も終盤に
このころになると、インド生活にも慣れ関係者も増えやりたいことがどんどんどんどん出てきました。また、やらないといけないことも次から次にやってきます。
前までの私だったらきっと、全部はしなかっただろうし、できなかったと思います。
ですが、このころの私には協力者がたくさんいました。特に、I の後一緒に働いたスタッフ(慶應のK京大のS やで)にはすごく助けられ、刺激をもらいました。彼らのおかげですべてやり遂げることができたといっても過言ではありません。ありがとう!
(いい写真だなあ。)
このように、SHIPスタッフや事業部はもちろん、学生や外部企業の方たちなどたくさんの方たちの協力を得て、当初考えていた新サービスも他スタッフや事業部に助けられながら無事導入され、さらに+5個くらい成果をあげることができたんです。
最後に
「SHIP のいいところってなんだろう?」
私にとっての一番は「人」でした。お金もかからないし、なんなら稼げるという好待遇に、恵まれた環境でなんでも挑戦できるという好条件もすーーーーーーーごい魅力的なんですが、SHIP に参加することでかかわる「人」は、どんなインターンシップよりも優れてるんじゃないかなあと思います。私にとって、何かをするときに「人」がかなり重要なんだということ気づけたのもこの SHIP に参加したからです。
この体験記に書いてあることはほんの一部にすぎないので、SHIP に興味がある方はぜひ参加して、一緒に働くスタッフや事業部の方、学生や教授、大手企業の方々と深くかかわって人生観を拡大してみてください。(デリー店初代店長 N の言葉でわたしのお気に入り笑)
そして私にかかわってくれた方々、本当にありがとうございました!みなさんから影響を受けまくり、助けられまくってとうとう帰国しました。これからもよろしくお願いしますね!(^^♪
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