渡航体験記Vol.49(慶応義塾大学前店4年Yさん)

 こんにちは、慶應義塾大学前店の Y です!私は 8 月と 9 月の 2 か月間 SHIP に参加していました。この体験記では、私が経験したことや得たことを「長期海外インターンシップ」というビジネスと、 「インド」という国の2つの面に分けてお話しします!

《全店舗の渡航者で観光しました!》


SHIP というビジネスで経験したこと

① プレ社会人として

中長期間継続して平日 8 時間みっちり働くという経験を就職を控えたこの時期に行えたことで社会人姿を多少なりともイメージ出来ました。8 時間のうち半分はデスクワーク、半分はカフェ店員(肉体労働)、この相反する業務を行えたことも貴重だと思いました。

また KPI(注力するべき指標)の目標数値を達成するために施策を行うのも、スタッフ2人のみという少人数体制であるからこそ全員が高い当事者意識のもと行えて非常にやりがいがありました。


② 予測不可能な展開

インドは日本とは違いライフラインが脆弱な一面があります。水道が出なくなったり、勤務中停電になったり、また雨季ということもあり出勤したら大雨による雨漏りで床が水浸しになっていたりということも多々ありました。そういった毎日どこかしらに魔物が潜んでいる環境で過ごす中で次第に、何かあってもうろたえずに問題解決に向けて迅速に動く力が身についたと思います。


インドという国で経験したこと

① インド人との刺激的な出会い

インドに来て、インド人の良くも悪くも自分第一主義の国民性(知るカフェで並ぼうとせず横入りしてドリンクを貰おうとしたり、バスに乗るときに相手を力で押しのけて入ったり…)は謙虚さを大事にする自分にとっては受け入れがたいと思う部分がありました。そんな時、ボンベイの IIT 学生たちとの出会いは印象的でした。彼らは日本の文化に興味を持ったことがきっかけで日系企業のインターンに長期間参加したことがあり、インド人とは思えないほど日本語がペラペラでした。会話からにじみ出る地頭の良さはもちろん彼らの「好奇心」「行動力」「壁の無さ」に大きな刺激を受け、私もこれからの人生で参考にしようと決めました。

長期間海外に行くと価値観が変わる、と言う人は多いです。しかし②の順応力の話にも繋がってくるのですが、価値観とは「変わる」ものではなく自分の軸を維持したまま相手を尊重しつつ良い所を吸収して「広げる」ものだということを実感しました。 

《インド人の方々は写真が大好きなんです》

② 非日常の中で身についた順応力

インドール店は「村」という言葉がぴったりの田舎にあります。対してデリー店やボンベイ店は大都市部なのでかなり便利で過ごしやすい生活が出来ます!羨ましい…と思ったことも何度もあります。しかし振り返ると自分自身の価値観・キャパシティを圧倒的に広げられたという意味で、今までの自分の環境と 180 度違うインドール店に配属されたのは良かったと思います。具体的には日本人には慣れない油とスパイスを多く使った食事、市内へのバスは土日 1 本のみで 1 時間かかるという不便さ、そして男子で2人だけの共同生活などなど…圧倒的非日常空間でした。最初は暗闇の中で飛ぶような気持ちで取り組んでいたインド生活も次第に順応していきました。ほぼ初海外にして 1 人でインドの田舎に行き、2 か月非日常空間で仕事と生活をやり抜いたという大きな経験は今後の自信になると思います。

《牛がそこら中に歩いています。夜道で急に現れると流石に驚きます》


・最後に

SHIP に参加したことで一生忘れない経験が出来ました。お世話になった多くの方々(特に 2 か月間ひとつ屋根の下で過ごした立命店のM君)に感謝を申し上げて私の体験記の締めとしたいと思います。ありがとうございました!

  2018 年 9 月 29 日 インドにて 


《インド最終日に村の路面店で。学生も着いてきてくれました》

《キャンパスの風景。知るカフェの近代的外装はここでは異様な存在感です》


★付録

自炊力もインドでかなり身につきました!スパイスは奥が深いですね。

インドで私が実際に作った、スパイスだけで作るバターチキンカレーのレシピを掲載します!

【材料】

《ホールスパイス》

カルダモン 3 個、クミンシード 小さじ1

《パウダースパイス》

クミン 小さじ2、コリアンダー 小さじ3、ターメリック 小さじ1、ガラムマサラ 小さじ1、チリ 小さじ半分

トマト 3 個、玉ねぎ 2 個、サラダ油 大さじ3、生姜 小さじ1、ニンニク 小さじ1、塩 小さじ2、バター 20g、鶏肉 400g、生クリーム 100g、水 400g、ヨーグルト 100g

【作り方】

下準備:鶏肉はヨーグルトと一緒に揉み込み 1 時間以上冷蔵庫で寝かせます。

① 厚底鍋にサラダ油とホールスパイスを入れ中火で温めます。

② 香りが出たらみじん切りにした玉ねぎ、生姜、ニンニクを入れて炒めます。焦げそうになったら水を少し入れます。

③ 玉ねぎがあめ色になってきたら細かく潰したトマトを入れます。

④ 2 分ほど炒めたらパウダースパイスと塩を入れます。

⑤ 粉っぽさがなくなったらヨーグルト漬けにした鶏肉と水を加え中火で煮込み、沸騰したら 10 分弱火で煮込みます。

⑥ バターと生クリームを加えてとろみが出るまで煮込みます。

⑦ 味見をして必要に応じてパウダースパイスと塩を加え、色が薄すぎるようであればターメリックを加えます。

⑧ 完成!!ご飯で頂く場合は炊飯器にターメリックとバターを入れるだけでターメリックライスが作れるのでお勧めです。

《手前味噌ですがとても美味しかったです。お試しあれ!》

SHIP:知るカフェ海外インターシップ体験記

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