渡航体験記Vol.58(立命館大学3年Iさん)

―体験記をご覧の皆様へ―

「舟」を意味するSHIP。それぞれの文字が、「SHIP」に参加するにあたり意識すべき行動規範を指しています。

SHIRU ~世界を、自分を、「知る」機会~

 HARD ~ビジネスのリアルな厳しさ~

INFLUENCE ~世界に「影響」を与える体験~

 POTENCIAL ~切り拓く自らの「可能性」~

SHIP に参加する渡航者はこれらの行動規範に沿った目標とそれを達成するための具体的な目標を立てます。これらを頭に入れて頂いた上で読んでいただくと一層渡航者のリアルな体験が感じられることと思います。

■学年: 3 年生

■渡航時期: Q3 9 月下旬〜12 月上旬

■渡航期間: 2.5 ヵ月

■ 目次

• はじめに

• SHIRU -自信とは?-

• HARD -知るカフェにしかできないことを-

• INFLUENCE -リーダーとしての経験-

• POTENTIAL -英語力-

• SHIP で得られた能力

• 自由記述

• おわりに


■ はじめに

こんにちは。インドール店に 2ヶ月半間渡航していました。立命館大学3年の I です。私は 3 年生の 9 月から 12 月という就活を控えた大切な時期に、国内での貴重な時間を捨てて SHIP に参加しました。

“なぜこの時期に SHIP への参加を決めたのか?”

これまでの大学生活を振り返ってみた時に、本気で頑張ったと胸を張って言える経験がなかったからです。3 回生になり、就活への不安や焦りを感じていたものの、周りの人達と同じように説明会に行き、同じように夏季インターンに参加していた程度で特別努力していることはありませんでした。

そんなある日、店舗を訪れると耳にした「SHIP」という言葉。はじめはちょっと面白そうだなと感じただけで、参加する気などほとんどなかったです。しかし、調べてみる

と超少人数運営で日本よりも遥かに大きい裁量権・渡航費,滞在費無料・有給インター

ンなど魅力的なワードがどんどん出でくる。何よりも貴重な経験が得られるのではな

いかと思い、SHIP への参加を決心しました。

■ SHIRU -自信とは?-

SHIP では週に一度インド事業部 MG との面談時間が設けられています。この面談では施策のことだけでなく、インドについて、自分の不安ごと、将来についてなどなんでも話すことができます。

私はこれまで自分に自信が持てないことにコンプレックスを抱いていたので、それについて相談してみました。まずはじめに MG から言われたことは、

「自分にとって自信を持つとはどういうこと?」

難しい質問です。過去の自分を振り返り、深く考えてみました。

これまで私は自分を他者と比較することで評価していました。人と比べるのが一番早くて、わかりやすかったからだと思います。ですが、周りには自分より優秀な人など山ほどいるわけで、自分の未熟さばかり感じていました。この方法だと一生自分に自信なんて持てないなということにようやく気づきました。

そこで、自分の考えが変化しました。自信とは、文字通り「自」らを「信」じること。決して他者との比較ではないなと。未だ経験のないことに自らを信じてチャレンジできる力こそが自信なのだと私は考えます。

この考えの変化だけですごい自信が持てました。そもそも、インドに来て大学生 2 人だけでカフェ運営を行うなんてとんでもないチャレンジです。はっきり言って意味が分かりません(笑)。ただ、この変化は私のこれからの人生に大きな価値を与えてくれるのではないかと思います。

このことに気づかせてくれたMG には本当に感謝しています。

<学生がインドールを案内してくれました~インドールをSHIRU~>


■ HARD -知るカフェにしかできないことを-

この項目では、私が実際にインドで行った施策を 1 つ紹介しようと思います。

“インド人材注力企業の認知度調査”

私が渡航前から感じていたインド事業の課題として、スポンサー数の問題がありました。現在、インド全店舗だと 7 社、インドールだけだと 2 社がスポンサーについて下さっています。やはり、国内の知るカフェと比べてしまうと少ないなと感じてしまいます。

そこで、私は企業様がインド知るカフェスポンサーとなるメリットについて考えてみました。一番に思いついたのが広告による認知度向上でした。では現在、企業様は自社のインド工科大学内での認知度について理解しているのか?

なかなか難しいのではないかなと思います。

しかし、知るカフェなら容易に学生に対して調査を行えます。これは知るカフェの圧倒的強みと言えるでしょう。

そんな発想でインドの人材採用に力を入れている企業(インド人材注力企業)の認知度

調査を行いました。結果は、多くの企業において半数以上の学生が「名前さえ聞いたことがない」という回答でした。

この結果って知るカフェにとってはチャンスなんです。営業の際、認知度の向上という大きなメリットを企業様に対して提示できるのですから。

さらに、インド工科大学の採用方式では、給料が良かったり学生からの評判が良い企業から優先的に学生にアプローチすることができます。採用に企業のイメージが直接関係してくるんです。

以上の点からこの施策は評価され、10 月度スタッフアワードに選出して頂きました。本当に嬉しく思います。

■ INFLUENCE -リーダーとしての経験-

私は BRIDGE と呼ばれる企業様向けの資料作成とインド工科大学学生採用のためのコンサル資料作成のリーダーを任せて頂きました。

作成のために行ったことは主に2つ

①Placement Office(インド工科大学の就職支援組織)への調査

②学生への就職に関するアンケートの実施

まず、①について

同じインド工科大学といっても、キャンパスごとに少しずつ就活の形が違うんです。とてもじゃありませんが私一人では調査などできません。そこで、各店舗の担当者に依頼し、調査を行ってもらいました。

次に②について

このアンケート調査も先ほど同様、私一人の力では決して行えません。全店舗で調査しないと信憑性に欠けてしまいますし、そもそも膨大な回収数が必要になります。各店舗に依頼し、回収してもらいました。

では、私は INFLUENCE が完璧にできていたのか? そうは思いません。

私の考える INFLUENCE の理想形は、

「相手が自主的に協力したい」と感じることだと思っています。

施策の意図やメリットは説明できたつもりですが、理想と比べるとまだまだだなと感じます。

これからは一緒に仕事をしたいと言われるような魅力的な人間に成長出来たらと思います。

<全店旅行~ゴア~>

■ POTENTIAL -英語力-

SHIP に参加することで身につく英語力について知りたい方もいると思うので、ここで少し触れておきます。

結論から言うと、私の英語力に大きな変化はありませんでした。元々、私は全くと言ってよい程英語ができません。ほんとに。

“その状態からなぜ英語力が向上しなかったのか?”

特に英語力で不自由することがなかったからです。便利なもので現代には優秀な翻訳アプリがあります。日本語で話した言葉をすぐに英語の文章に翻訳してくれます。私の場合は英語の勉強もせず、翻訳アプリに頼りきりだったので、この様な結果になってしまいました。現代の便利さ故の弊害ですね。

いや、勉強しろよ!思った方、その通りです。

反対に考えると、私でも問題なく SHIP の業務をこなすことができたので、英語が不安という方、心配する必要はないです。まじで何とかなります。

実際に私は企業担当として何度も Placement Office へ行き、インド工科大学の就職活動の仕組みについての詳しい情報を得ることができました。もちろん私に英語力があれば、もっと容易に情報を得ることができたのかもしれませんが、、、

もし英語ができないからという理由で参加を躊躇っている方がいましたら、挑戦してみることをお勧めします。


■ SHIP で得られた能力

主体性ですかね。

SHIP では毎日、5.5 時間の店舗業務と 2.5 時間の施策を行う時間が設けられています。施策を行う時間は何をすべきなのか特に指定されていません。自分で課題発見を行い、課題解決のためにどんな手段を用いるのか。また、その手段の実行までの全てを行う必要があります。主体的に行動しなければ何も始まりません。

自分の意志で、目的と責任を持って行動したという点で主体性は向上したのかなと思います。

 

■ SHIP の休日

インドールは他店舗と比べて圧倒的に田舎です。故に娯楽がほとんどない。

唯一、インドールで楽しかったことと言えばバドミントンですかね。自信満々で学生に国際戦を挑んだら返り討ちに遭いました。皆さん、気を付けましょう。

そして、インドール店スタッフの最大の楽しみはそう!旅行です!

人生で一度は行ってみたかったタージマハルに行けたし、ゴアでは綺麗なビーチ、そしてカジノで約 1 万円勝ち、ハイデラバードでは知るカフェインド 1 号店の前で記念撮影ができました。

特に他店舗と一緒にした旅行は楽しかったですね。なにが?って日本語で話しまくれるんです。インドールに日本人なんていませんから(笑)。

真面目な話をすると、他店舗の現状や取り組み、考え方などを知ることができて刺激になるので全店旅行は本当におすすめです。

■ おわりに

私はこの時期での渡航に一切後悔はありません。学生の内にこんな貴重なビジネス経験をさせてもらったのですから。

思い返すと、知るカフェでの研修初日、SHIP について説明してもらったことが脳裏をよぎります。その時の私は「インドなんて行くわけない」と考えていましたが、数か月後にはインドで生活しています。人生何があるか分からないですね。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました!少しでも決断の参考になれば嬉しいです。 

SHIP:知るカフェ海外インターシップ体験記

知るカフェの運営する海外インターシップ「SHIP」 参加者体験記を発信する公式ブログです。 他では得られない経験。世界という大海を渡るために必要な「舟」を、あなたに。 「世界へ、漕ぎ出せ。」