渡航体験記vol.78(京都大学4年Iさん)
―SHIP体験記―
■大学名:京都大学
■学年:4年
■渡航時期:Q1
■渡航期間:3/31-6/28
■目次
○はじめに
○SHIPに応募した経緯
○SHIPで学び得たこと
○今後に向けて
○おわりに
■はじめに
はじめまして。京都大学4年のIです。大学では社会学を学んでいます。
私の渡航体験記がみなさんのSHIP参加への後押しになったらいいなと思います。
■SHIPに応募した経緯
私が応募した理由はシンプルに「海外に行きたかったから」です。
すごく単純でお気楽に聞こえると思うので、もう少しちゃんと説明したいと思います。
「海外に行きたい」にあたって知るカフェのインターンを選んだ理由は大きく分けて2つあります。1つは条件が良かったこと、2つ目は環境がよかったことです。
1つめの条件に関してですが、こんなにもサポートの手厚い海外派遣制度は他にないと思えるぐらいにはSHIPは好待遇インターンです。こんな経験のない学部生にチャンスを与えてくれる有給インターンは珍しいです。また、各種手当に加えて、時給がもらえるのは学生にとっては大きなプラスですよね。私もまずはそこに惹かれて渡航を考えました。
2つ目の環境に関して。ここでいう環境とは渡航形態・人のことです。
私事になりますが私は海外経験がすこしばかり他の日本人学生よりも豊富です。幼少期は父の仕事の都合でタイ・バンコクにて過ごしました。その後も、ホームステイや市の学生友好、友人との旅行や一人でのバックパック旅行、京大の交換留学制度を利用してのオランダ留学などを経験してきました。
それぞれ異なる時期にことなる国に渡航したことによって、海外での経験というのはどの国に行くかよりも、人生におけるどのタイミングでどのような渡航形態で渡航し、だれと関わるかによると思いました。
オランダ留学終了後に暇を持て余していた私は、長期インターンに参加したことのないので、3カ月間知らない人と過ごしながら業務をこなすのも新しい経験になるだろうと思い応募を決めました。(ヨーロッパの寒い気候に嫌気がさしておりアジアに行きたかった、父が1年ほど前からインド赴任中で身近な国だった、というのもあります。)
■SHIPで学び得たこと
結果としてSHIPは私の中で大事な経験の一つになりました。3カ月という短い期間の渡航でしたがインドでの生活は思い出深いものになっています。
私の中で、インドのインターンはオランダ留学の直後だったことからそれと比較する部分が多かったです。世界の中でもオーガナイズされた国であると認識されているオランダの文系の名門大学から、カオスなインドにある工学系の名門大学であるIITDに行くことでいたるところに大きなギャップを感じました。例えばIITDの学生と専攻についてお話しした際に、相手の話していることの内容がさっぱりわからずに歯がゆい思いをしたり、世界最高峰の大学に通っている学生なのに人権や他国の文化に関してはちょっとびっくりするぐらい疎かったり、毎日の接客中に様々な発見がありました。
また、留学中の同級生とインターンの同僚ではタイプが異なっており面白かったです。同じ海外に出る日本人でもインターンで海外に行く学生はモチベーションを感じる部分や物事の評価軸が自分とは大きく異なっており、日々共に働いていく中で発見の連続でした。
海外に行くことで人生観が変わるという考え方はあまり好きではありませんが、海外に行き様々な環境で人と出会い関わっていくことは、自分を見つめて向き合うきっかけになると私は考えています。学生の間にいろんな渡航形態で海外に行くことで自分の興味や趣向を探り出していき、どのような人生を歩みたいかをゆっくりと考える第一歩になります。SHIPはその一助になりました。
(仲良しの常連さん達。毎日愉快な話をしてくれます)
(休日には他店舗のメンバーと観光にも行きます。)
■今後に向けて
私は4年の前期を休学しており、その期間を利用してSHIPに参加しました。大学卒業までにあと1年半ほど残っているので、引き続きさまざまな経験をしていきたいと考えています。新しい経験をする際に、SHIPで得た経験が生きる時が来ると思います。
■おわりに
SHIPはそれまでの経歴に関係なく、よい経験になると思うので、ぜひ参加してみてほしいです!
0コメント