体験記Vol.21(慶應義塾大学4年Yさん)
インドで自分を「知る」
慶應義塾大学4年のYです。
今回、私は6代目店長としてハイデラバード店で2ヶ月働いてきました。
ぼくがこの場を通してお伝えしたいことは、インドは自分探しの場になるということです。
キーワードは「バリュー」
笑顔のない接客、会話のない接客ならそこらへんにいるインド人を雇ったり、自動販売機を設置すればいい話です。
しかし、知るカフェが提供しているサービスはドリンクだけでなく、日本のスポンサー企業の魅力を伝えるという大きな特徴があります。
インド人に日本企業を説明するというミッションは想像をはるかに超えて難しいです。まず言語の問題があります。一生懸命伝えようとしても「この企業は素晴らしい」では何も魅力を感じません。その魅了を学生に知ってもらい、日本企業に興味を持ってもらうために、僕たちはまずスポンサー企業を知るということ、そしてそれを違う言語で伝えないといけません。
スポンサー企業について知り、それをインド人に魅力的に伝える。
ここに、ぼくたち渡航スタッフが発揮すべき知るカフェのバリューがあります。
しかし、このインターンシップで考えさせられたのは、そのまた次の”自分”のバリューです。
知るカフェスタッフの中で渡航メンバーに選んでもらったからには、知るカフェスタッフならだれでもできる仕事ではなく、その中でも「自分にしか発揮できないバリューってなんだろう」と常に考えていました。
接客の中でも自然な会話から企業説明をするのが得意だったので、何気ない会話からスポンサー企業の話に繋げたり、デザインのソフトを使えることを生かして、新たなサイネージの画像を作成したりしました。大きな荷物が届いた時は積極的に運搬を行いましたが、それもぼくの他に女の子のスタッフしかいなかったため、それも一つのバリューだと思って頑張りました。笑
この意識はマネジメントをする上でもとても重要な学びでした。
なぜならそうした意識を持つことで、自分のバリューだけでなく他のスタッフのバリュー(強み)に気づいたりすることができたからです。
スタッフが各々の得意分野で活躍するため、少人数で店舗運営をスムーズに行うためにはそうした一人ひとりの強みを把握しバリューを最大限に発揮できるよう、適切な役割分担をすることが大事になってきます。
もし、あなたが知るカフェのインド店で働くとしたらどんな働き方をして、どんなバリューを発揮することができるでしょうか?
意外かもしれませんが、インドはそんなことを考える機会になる、自分を「知る」場でもあります。
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