渡航体験記Vol.56(神戸大学大学院1年Yさん)

―体験記をご覧の皆様へ―

「舟」を意味するSHIP。それぞれの文字が、「SHIP」に参加するにあたり意識すべき行動規範を指しています。

SHIRU ~世界を、自分を、「知る」機会~ 

HARD ~ビジネスのリアルな厳しさ~ 

INFLUENCE ~世界に「影響」を与える体験~ 

POTENCIAL ~切り拓く自らの「可能性」~

SHIP に参加する渡航者はこれらの行動規範に沿った目標とそれを達成するための具体的な目標を立てます。これらを頭に入れて頂いた上で読んでいただくと一層渡航者のリアルな体験が感じられることと思います。

■学年: 院 1 年生

■渡航時期: Q3:9 月〜12 月

■渡航期間: 2.5 ヵ月

■ 目次

• はじめに

• SHIRU ~Why? ~

• HARD ~巻き込まれ力~

• INFLUENCE ~言い訳はビジネスでは通用しません~

• POTENTIAL ~最初から最短距離しか選ばないのはナンセンス~

• SHIP で得られた能力 *ここまで真面目

• 自由記述 *ここからおもしろインド話

• おわりに



■ はじめに

神戸大学農学研究科 1 年のYです。

志望理由は、院進学にあたり、学部時代にできなかった「『外』の視点に触れる」経験を得たかったことです。

というのも、「日本はこれでいいのか」と思う節が多々あったのですが、本当にダメなのか、いいところは何か、どういう対策をとるべきか、を考えるのに「内」の視点からだけ考えても仕方がないと思ったからでした。

■ SHIRU ~愛すべき店舗スタッフたち~

昨日会った人同士2、3 人で長期間店舗を運営して、家も同じなんて経験そうそうありません。2 か月もあれば、ストレスが溜まったり、疲れてなんとなく気持ちが上がらない時も、1 人になりたいときもありました。

うまくいかない時ほど本気で思考を巡らせるもので、この 2 か月で自分について色々考えました。

自分が頑張れなくなる原因は何か、そのサインは何か、絶対的に気分転換してもう一度頑張る方法は何か?

また、自分が働くうえで大切にしていることや、自分の短所は何で、だから何をすべきかなどなど。

今まで関わったこともない人と深く関わるからこそ、同僚自体が刺激そのものでした。過去・現在・将来について、働き方について、自分・誰かについて…

たくさん話してたくさんのフィードバックをもらいました。同僚の存在に何度も助けられ、ひそかに鼓舞されていました。この出会いに、本当に感謝でいっぱいです。



■ HARD ~巻き込まれ力~

巻き込み力(INFLUENCE)も大事ですが「巻き込まれ力」も大事です。与えられた条件の中でいかに成果を残せるか、どんなスキルを得て自分の価値を高められるかも、社会人として大切なスキルだと思います。

不本意でも巻き込まれたら、開き直って一生懸命になってみると、そのあとに道ができているはずです。でも critical thinking は忘れずに(笑)



■ INFLUENCE ~言い訳はビジネスでは通用しません~

他の人に手伝ってほしいなら、自分が「手伝うに足る人」でなければなりません。信頼されたいなら、信頼されようとし続けなければいけません。

他人から任されたこと、自分に責任のあることをしないことが、どれだけ他人に迷惑をかけ、自分の価値を下げるか、改めて実感した 2 か月でした。



■ POTENTIAL ~最初から最短距離しか選ばないのはナンセンス~

最善の最短距離を選ぶには、それを根拠づける十分な情報が必要です。

私のいたデリー店は 2018 年春にオープンしたばかりで、IITD のこと、学生のこと、インドのこと、わかっている風な情報ばかりでした。しかし、Placement(IIT の就活を仕切る組織)の HP や Student Policy を読み漁り、友達の学生と長文の SNS を繰り返しているうちに「自分たちがいかにわかってないか」がわかりました。そしてその「わかっ

ていないこと」を追求するうちに、今までに得た色んな情報が繋がってようやく学生の全体像が見えました。

全体の地図があるからこそ、「最善の最短ルート」の目星がつきます。インド事業部も、今から渡航するあなたも、まだ学生・IIT の全体像は掴めていません。とすれば、渡航してすぐにやることは「相手をとことん知る」の一言に尽きます。

「動かない理由」ばかりを探している内は「仕事のできない人」です。どろくさい経験値は、逆説的に、最善を選べるようになる近道です。「PDCA」と唱えるだけでなく、実現し成果を出すまで動くことの大切さを身をもって再確認しました。



■ SHIP で得られた能力

未来を見て今に注力するためのポジティブ開き直り力



■ My lovely IIT-Delhi Friends

デリー店では接客を重視し、お客さんに愛される店舗を目指していました。そんなデリー店の誇る愛すべき IITD の学生とスタッフたちです。

*ジャカース:ヒンディのパリピ語で「very good」。意訳「まじまんじ」


■ おわりに

知るカフェ海外インターン「SHIP」公式ブログ

知るカフェの運営する海外インターシップ「SHIP」 参加者体験記やSHIPについて発信する公式ブログです。 他では得られない経験。世界という大海を渡るために必要な「舟」を、あなたに。 「世界へ、漕ぎ出せ。」