渡航体験記Vol.66(立命館大学3年Kさん)

■大学名:立命館大学

■学年:3年生

■渡航時期:2月〜4月

■目次

○はじめに

○SHIPに応募した経緯

○SHIPで学び得たこと

○今後に向けて

○おわりに

■はじめに

初めまして、デリー店で2ヶ月働いていた立命店のKです。私が訪ねたデリーは、インドの首都で、遥か昔から存在した歴史的な都です。牛が道の上を歩いているかと思えば、一転して日本より発展した「近未来」に出会うことができる非常に不思議な街です。そんなデリーでの2ヶ月間の生活は私にとって人生のスパイスになったように思います。この体験記ではSHIPというインターンに、私が何を思って参加し、何を得て帰ってきたのかを書いています。業務面のことが薄くなってしまったので、そちらは他の体験記も読んで補ってみてください!

■SHIPに応募した経緯

私がSHIPに応募した理由は、いくつかあります。少し長くなりそうなので、興味がある部分だけ読んでください笑

①インドという国に興味があった。

純粋にインドという国には興味がありました。私は映画が大好きで、大学も映像学部という少し特殊な学部に通っています。インドはボリウッドという巨大映画産業を擁する世界トップクラスの映画大国です。日本でも有名な「きっとうまくいく」という映画ではインドの超難関理系大学生(知るカフェがあるインド工科大学の学生がモデル)の日常や彼らを取り巻く環境にスポットを当て、インドの競争社会と若者の自殺問題が描かれています。同監督作品「PK」という映画では、「宗教の中にある矛盾の批判」をテーマに、矛盾だらけの世界での生き方や価値観を提示しています。娯楽性も含みつつ「社会派映画」の一面も持つボリウッドで描かれる、面白くて複雑なインドの世界を実際に見てみたいと思いました。

②自分に甘えないマインドを鍛えたかった

簡単に言えば、「ストイックになって自分と向き合いたい」という思いから渡航を決めました。私は苦手なことや上手くいかないことからすぐに逃げてしまう癖があります。2ヶ月間、逃げ道のない、自分と向き合うしかない環境に身をおけば、強い自分になれるのではと考えました。詳しくは渡航前にSHIPで成長したいことについてまとめたものがあったので、こちらの画像を参照ください!

③自分がどんな人間なのかを知りたかった。

SHIPでは2ヶ月間、一日8時間働くため、プレ社会人のような経験ができます。この経験から自分という人間が働くことに対して、何にやりがいを感じ、何にストレスを感じるのかを体感することができます。実際に自分のことをよく知ることができました。詳細については次の章で書きますね。

■SHIPで学び得たこと

①店舗メンバーから学ぶ

SHIPでは国内の知るカフェで働くスタッフがランダムでインドの店舗に派遣されます。私が一緒に渡航したのは九州大学のAさんと早稲田大学のKくんです。出身地、通っている大学、学部も何もかもが違う二人との生活は、刺激を受ける毎日でした。Aさんからは「熱意で他者を巻き込む力と関係を築く英会話」を、Kくんからは「論理的に物事を考える思考方法と目標達成までの計画立ての方法」を学びました。この二人でなかったらこんなにワクワクする渡航にはならなかったと思います。


②自分という人間を知る 

前の章でも触れた通り、私は自分という人間を知りたくてSHIPに参加しました。実際に分かったことは以下の通りです。

・モチベーションは頼られたり任せられたり外部からの刺激で上がることが多い。

・プライベートな時間を仕事に侵されることをストレスに感じる。

・目標や熱意はあるが実現するまでに時間がかかる。

・マルチタスクをこなすのが苦手。

・国際交流が好き。

・常に変化や刺激のある環境が結構好き。などなど

書いたら切りがないほど自分について知ることができました。一緒に渡航した二人が私を分析して話してくれることも多く、客観的にみた「私」と私が思っている「私」の違いについても知ることができました。

③インド社会から異文化を学ぶ

日本の常識とは全く違った文化や考え方に触れました。日本よりもハイテクな大型ショッピングモールがある傍で、路上で生活している人たちや、物乞いをする子供達もたくさん見かけました。異なった宗教が混在しているインドでは宗教に沿った文化も多く存在します。どこのレストランに行っても当たり前にベジタリアン向けのメニューがあるし、ムスリム向けのモスクも至るところにあります。

中でも身近なことで衝撃を受けたのは、インドの恋愛観です。IIT生の女子友達もでき、私生活や恋愛の話もしました。そこで聞いたインドの恋愛事情について少しだけ紹介します。

インドでは親に決められた相手とのお見合い結婚が主流です。日本人が聞くと、親に決められた結婚相手なんて可哀想…と思う方も多いかもしれませんが、本人たちにとっては当たり前のことのようで、特に不満に思うこともないようです。日本のように婚活に勤しむのと、親が身分や宗教を考慮した上の相応しい相手と適齢期に結婚できるのは、どちらが良いのか、一重に決めることはできないようです。

またインドの、特にヒンドゥー教の恋愛にはカーストも絡んできます。カーストと言っても、世界史で習うような5階級の身分制度ではなく、近代以前の職能集団グループが形式的に身分化したもので分類されているようで(この辺は詳しくないのですが…)、この身分が違うと家族に認められる恋愛はできないため、最初から同じ身分の相手を探し、恋愛を始めるそうです。

普段接している学生たちからインドの特殊な恋愛事情を聞かされた時の衝撃は大きかったです。こうした問題を身近に感じ、考えることができるのもSHIPの醍醐味かもしれません。

■今後に向けて

私はこの渡航を通して「安定」に近づくことができました。「安定」とは『どんな国でもどんな環境でも受け入れられる、違いを否定せず相手の立場を考えられる。どんなことが起こっても、それを楽しみ、その変化に順応できる。世界のどこにいても、誰を相手にしても、常に自分の力を最大限に発揮できる。(SHIP運営局より)』というものです。インドという環境を全力で楽しみ、変化に順応し続けた2ヶ月間だったと思います。

これからの課題は『常に自分の力を最大限に発揮できる。』という部分です。自分の最大限の力の質を上げ、インドに限らずどんな環境に置かれても力を発揮できるように、まだまだ成長していきたいと思います!SHIPを通して培われた「自身の可能性を信じる力」があれば、今後もどんな困難にぶつかったとしても乗り越えられるような気がします。

■おわりに

最後に、一緒に渡航したAさん、Kくん二人と一緒の渡航で本当に良かったです。いろんな場所を旅行し、夜があけるまで熱い議論を交わした時間は一生の宝物です。ありがとうございました!

ここまで読んでいただきありがとうございます。私の体験記は純粋に私が何を思ってSHIPに参加し、何を得て帰ってきたのかを書いています。業務面のことが薄くなってしまったので、そちらは他の体験記も読んで補ってみてください!

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