とある営業日

こんにちは!今回は知るカフェインド工科大学ハイデラバード店のとある営業日をテーマにレポートを書きたいと思います。

ハイデラバード店はインド知るカフェの中でもお客さん・学校との距離が近いことで知られています。インド知るカフェ第一号店であることはもちろんのこと今までの渡航者が積み上げてきた学生・学校関係者との関係が非常に大きいと思います。


そんなわけでハイデラバード店では、常にお客様との接客時に作り出される会話を始めとして笑顔が絶えません。


どの様な接客をしているのか・どんな工夫をしているのかを今日はお伝えしていきます。


まず、大前提としてハイデラバード店にはドリンク受け渡し口が一つしかありません。そして店内に座席がないので全てテイクアウトでの注文です。(2019/9/17より店内座席有のカフェ型店舗に移転)

こうなるとお客様との時間は最初の挨拶からドリンクの注文を受けて提供するまでのほんの数十秒、もしくは数秒しかありません。

そこでお客様に少しでも楽しい時間を提供するために僕たちが取り組んだことは、

お客様と仲良くなる/お客様の特徴を覚える/お客様に合わせた会話を投げかける/笑わせる。です。

解説していきますね。笑


まず、インドに来て一番大事なのはまずは、お客様と仲良くなることだと僕は思っています。学生も教授も学長も今では、誰とでもイェーイといってハイタッチできます。このような関係を構築するために僕自身、営業一日目から約一週間ドリンク待ちの行列に走って行って、

「初めまして!新しいスタッフのBUCHIだよ、よろしく!」といってほとんどのお客さんに握手を求めまくりました。日本人が物珍しいのもあるのかひたすらセルフィ―を求められたし、あっという間に多くのお客様に名前を覚え、呼んでもらえるようになりました。これを学内の至る場所で続けている内に、営業時間関係なく学食や通勤中にも「Hi, Buchi bro!」と呼ばれるようになり学生達との距離感はどんどん近づいていきました。

次にお客様の特徴を覚えるについてですが、接客を続けて会話をしていけばこの人はよくこのドリンクを頼むなあ、とか、この人は、日本に興味があるのか、こんな趣味があるのかとか、いろんなことが見えてきます。それらをある程度把握出来たらその話をサラッとしてみてください。今日もコーヒーにする?とか。昨日も卓球したの?とか。美術の課題どうだった?とか。それだけで彼らの方からまたいろんな情報を発信してくれます。それらをどんどん集めていけばこの分野に困ったらあのインド人に聞こう。みたいに後々、自分を助けてくれる種にもなります。


最後に笑わせる。という項目ですがこれに関しては、正解なのかわかりませんが記述しておきます。一応アドバイスです。笑

IITの学生は非常に優秀であるため、やはり授業やテストは大変だそうです。そんな疲れた彼らが来た時に、僕たちハイデラバード店は少しでも彼らに笑顔になってもらうために、ダンスを踊ったりPlease smile~といいながらドリンクを渡したりどんな英語表現をしたらインド人人学生が笑うのかを接客を通してひたすら研究していました。(ちなみに比喩表現がめっちゃ受けます。)たまににクレイジーといわれることも多々ありましたが、教授にダンス踊ってよ!と頼まれて店頭でダンスを踊らせられたり、写真でふざけたりしたことが功を奏したのか学校側からの支持はどんどん高まりました。

その甲斐もあったのか学校側に何かお願いした際は、断られたためしはないし何か困ったことがあったら何でも言ってね、テレビとか欲しかったらどんどん言ってねとかめちゃめちゃ優遇されました。(流石に買ってもらってないですがホステルに新しくWi-Fiをつないでもらいました笑)


「とある営業日」というテーマからずれた執筆になってしまいましたが一つだけ言いたいことは、営業中の接客思っている以上に大切ですよ!!

お客様を楽しませて、自分も楽しんで今後の関係性も向上するような日々の接客を改めて大事にしてみてください。

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