社内報特別公開!月刊SHIP10月号

知るカフェでは社内報というものが存在し、知るカフェスタッフや社員のみが見ることができる様々な記事が存在します。

知るカフェ海外インターン「SHIP」でも、SHIPのことをより理解できるように「月刊SHIP」という記事を毎月作成しています。

そこで今回は社内向けにしか公開されていない月刊SHIPを特別に大公開したいと思います!

今回は実際にインドに駐在している社員が選ぶ、「SHIPで成長したスタッフ」の特集と、「SHIP大解剖~ SHIP生との協働編~」の二本立てです!


〜社員が選ぶ、SHIPで成長したスタッフ特集〜


今回取り上げるのは、SHIPで活躍し、その後は日本にいながらSHIPの運営や監理、事業推進に携わっている3人を取り上げたいと思います!

SHIPの運営・監理などを担う学生を私たちはインド事業部員と呼んでいます。この事業部員は全員SHIP経験者で構成されています。


Q1. SHIP中に感じた自らの強み・成長

SHIP中に感じた私の強みは「適応力」です。

【細かいことは気にしないマインド】

元々良くも悪くも、細かいことは気にしない性格で、環境や接する相手が変わっても、それによってモチベーションやのパフォーマンスレベルが左右されるということはありませんでした。日本に比べると少し不便なインドでの生活でも、まあそんなものか、と抵抗なく受け入れることができました。


【自分の居場所を見つける力】

どんな相手に対しても、自分に何を求められているのか、何をすべきなのかを理解し、立ち位置を見定める力が伸びたように思います。実は私はボンベイとデリーの二店舗で働かせていだきました。それぞれの店舗で求められる役割は違っていて、そんな中でも自身の役割を見定め、全うすることができたと思います。


Q2. 事業部加入に至った経緯・理由

【SHIPのワクワクをもう一度】

業務に追われながらも、仲間と共に自分を高めていく感覚をもう一度感じたかったからです。実は、同店舗の渡航メンバーはすでにインド事業部で統括と広報マネージャーを務めていました。彼らともう一度渡航中のワクワクを共有したいと思いジョインを決めました。


【渡航する全て人のSHIP体験を素敵なものにしたい】

私にとって、SHIPは一生で忘れられない経験となりました。たった2ヶ月間の渡航で、知らなかった自分の一面を知り、多様な人や文化と出会い、刺激を受け…こんな素敵な経験を、渡航する人全員に体験してもらいたい。そのための制度設計やサポートを事業部員としてできたら楽しいのではと思いました。


Q3. SHIP応募を考えている人へのメッセージ

「今の自分を変えたい」と思っている人にぜひ挑戦してもらいたいです。正直、インドに行っただけで価値観が180度変わったり、弱みを全て克服できたりということはないですが、確実にSHIPは「変わるきっかけ」を与えてくれます。私は、人が変われるきっかけは大抵が失敗を経験したときや逆境にある時だと思っています。私自身、SHIPでは数え切れないほど失敗しました。でもこれほどまでにトライ&エラーを繰り返せる環境は他にないと思います。自分を変えるきっかけを探している方はぜひ挑戦してみてください!


Q1. SHIP中/後に感じた自らの強み・成長

SHIPに参加して感じた成長は、「やりきる力/逃げない力」がついたことだと思います。

自分は特筆すべき能力もなければ、恥ずかしながら、英語もできませんでした。その中でもSHIPに参加する優秀な学生達に負けじと成果をあげるには、「とにかく行動し続けること」しかありませんでした。インド事業部(SHIP運営/管理側)・社員の方々と積極的に関わり、仕事を掴みにいく姿勢を続け、自分に負荷を与え続けました。SHIP参加中には思考の浅さなど自分の能力不足を何度も痛感しましたが、それでも行動を続けた2ヶ月間だったからこそ「やりきる力/逃げない力」を成長として実感できたのかなと思います。


Q2. 事業部加入に至った経緯・理由

純粋に「もっと成長したい!」と思ったからですね。就職活動が終わり、社会人になる前に何か長期のインターンシップに参加しようかと考えていました。そんな時、当時インド事業統括だった方から「Mさんインド事業部興味ありますか?」とお声がけいただいたのがきっかけです。自分がSHIPの運営側に回るなど考えてもいませんでしたし、別次元の学生ぐらいに思っていました。それでももう一度優秀な方達に混ざって成長したい、学生生活最後にやり切る体験をしたいと思い、インド事業部に加入させていただくこととなりました。


Q3. 今後の予定・抱負

SHIPを、特別な広報が無くとも応募が殺到する人気の海外インターンシップにすることです。SHIPは全国的にみてもまだまだ認知度が低く感じます。「グローバルリーダーを志し、日本を牽引して行くような学生にSHIPを届ける。」という共通認識の下、社員や他の事業部員、現地SHIP参加者の方々と共に実現したいです。


Q4. SHIP応募を考えている人へのメッセージ

私は就職活動中だった3年生の10-12月の時期にSHIPに参加しましたが、一切後悔していません。それだけ、SHIPに参加した経験は私の人生に大きな影響を与えてくれたと思っています。できるなら3年生になる前の1.2回生の時期や、3年生4-6月時期に参加をしたかった、とは思いますが、、、

就職活動のスタートは遅れてしまいましたが、SHIPでの経験は就職活動において有利に働いたと思います!周りのSHIP参加学生もSHIPでの経験を就職活動に活かしている方が多かったです。

またインターンシップとしてのSHIPも、私が参加していた時期と現在のとでは比べものにならないぐらいにレベルが上がっている、とインド事業部員として活動していて感じます。

「就職活動が始まる前に語れる経験を作りたい」、「就職活動が終わり、社会人になる前に力をつけてから入社したい」どんな理由でも構わないと思っています。少しでも興味がある方は是非応募されてみてはいかがでしょうか!



Q1. SHIPでの成果/失敗による学び

自身の中での一番の学びは「相手の立場に立って考える」ことです。

仕事をしていると、対社内/外ともに仕事相手が期日通りに期待したことをしてくれないなんてことが日常茶飯事です。

渡航者もインド事業部員も皆とても忙しいので、相手がどれくらい忙しいのか、相手に対してどう聞けばいち早く自分の望む状態が成し遂げられるのか、などをよくよく考えて行動しないと、思うように仕事を前に進められません。

僕自身が施策を進めたたかったり期日が迫っていたりしていても、承認を得られずに足踏みすることも多々ありました。

SHIPで働く中で身をもってそれを経験した自分は、相手のことをよく考えて、やりすぎなくらいまでに丁寧に、相手の負担が少なくなるように質問の仕方や企画書の書き方を工夫しました。すると仕事にスピード感が生まれ、自分の成し遂げたいことをより沢山実行できるようになりました。

「相手の立場に立って考える」。当たり前のことですが、本当に大切なことだと改めて感じました。


Q2. 今後の予定・抱負

知るカフェ外では…、ひたすら学問に打ち込みたいですね。

自分はSHIPで自身の得意分野や苦手な分野、楽しさを感じる仕事や苦痛に感じてしまう仕事の特徴を詳しく知りました。

一つ例を挙げると自分は《混沌を整理する》ことに喜びを感じます。何か目標はあるけれど、どう進めていいのか、どのように現状を整理したらよいのかわからないといった場合に、ゴールへの道筋を考えたり、さらには、道筋の考え方を考えたりすることに楽しみを感じます。いわゆる《論理学者》が持つ性質に近いです。

自分は上記のような仕事ができる環境にいけたら嬉しいなと思うのですが、それには自分が持っている力があまりにも足りません。もっともっと思考力や論理力や想像力が必要だと感じています。自分は自身の思考プロセスの多くを学問から吸収しているのと、学生という立場を活かし、ひたすら学問に打ち込みたいです。


Q3. SHIP応募を考えている人へのメッセージ

これはSHIPに来るかを迷っていて、自身の中で答えを出せていない人に向けて伝えたいメッセージなのですが、本当に心の底から決断に迷ったときは、「どっちが楽しいか」で決めたらいいんじゃないかなーと思います。

生きている中でどういう選択肢を取るのが正解かなんて、正直どれだけ一生懸命考えたところでわからないです。私たちの人生において偶然がもたらす効果はあまりにも大きいからです。SHIPに来たからどうなるかとか、こなかったからどうなるかなんて、正直誰もわからないです。ただ、もしあなたが少しでも「SHIP面白そうだなー」とか、「楽しそうだなー」と思えるのであれば、とりあえず来てみる価値はあるのではないかな、と思います。



~ SHIP大解剖! SHIP協働編~

2019年4月より、SHIPは知るカフェスタッフだけでなく、一般学生にも門戸が開かれました。インド事業部では、一般応募からSHIPに参加される方をSHIP生と呼んでいます。(外部採用/外部生という言葉ではなく、SHIP採用/SHIP生ですので覚えて頂けると幸いです!)


新企画②、”SHIP大解剖”では今回、実際にSHIP生とインドで共に働いたお二人にインタビューしました!

Q1. SHIP生との協働の中で感じた自らの強み/弱み

《適応力》が自らの強みだと感じました。これは、インドという環境や慣れない英語、初対面のメンバーとの協働の中で、メンバーから気づかせてくれた事です。僕は自分の中にとても強い「軸」を持っています。自分と他人とを比べるのではなく、自分と過去の自分とを比べてどれだけ成長できたかが大事だ、という考え方です。そのため、魅力的で素晴らしい人に会った時にも、その人から学ぼうとすれども、自分と比較して劣等感を感じる事はありません。他の人のいいところは素直に盗み、自分の力として出せるように自分の頭の中の引き出しにしまっています。

自分への自信を強く持てているので、何か変化や嫌な事が起きても、それは一つの事象だと客観的に捉え、自分の新たな経験や学びの一つとして愉しみました。SHIPという環境で適応力を発揮できたのも、このマインドセットがあったからだと思っています

自分の弱みは沢山あるのですが、SHIPで一番感じた弱みは《定量的思考》と《適切なゴール設定》ですね。自分のアイデアを企画書に落とし込んで提出する時、また店長としてメンバーを牽引する時に、具体的な数字を根拠にして具体的なゴールや道筋を立てるのが得意ではないことを自覚しました。


Q2. 自分/同店舗の国内スタッフがSHIP生から受けた影響

SHIP生は本当に能力が高く、例えば英語力や、PCでの文書・資料の作成スキルには圧倒され、刺激を受けまくりました。彼らを羨ましく思う反面、「同じ大学生なんだから僕も身につけられるだろう!」というモチベーションも生まれました。


Q3. 国内スタッフとSHIP生のバリューの発揮の仕方

まず国内スタッフは、知るカフェで学んだ事をベースラインとして、最低限求められているラインを必ず超えることが重要です。安定した店舗運営には、国内で培ったスキルやノウハウは必須です。さらには国内の人間関係を活かし、他店舗と積極的に交流してみてください!一方で、SHIP生は突出したスキル(英語力、文章資料、画像処理、実行力)などを駆使し、高いレベルで実行に移すことが求められます。アイデアのアンテナを張り巡らせて、知るカフェに新たな価値を生み出していくことを期待しています!


Q4. 今後の予定・抱負

英語力・PC(文書や資料の作成)・定量的思考を伸ばすため、学びの方向を今までと少し変えようと思います!

渡航後からは、大学の授業もPCスキルを上げるためのものをメインに選択しました。もちろん今まで大事にしていた考え方や価値観は引き続き大事していきますが、自分の引き出しをさらに増やすことで、知るカフェという事業、そしてのちの世代の人たちへと還元していきたいです!

Q1. SHIP生との協働の中で感じた自らの強み/弱み

渡航中は現地渡航者のマネジメントを担っており、自店舗スタッフのみならず多くのSHIP採用渡航者と協働するチャンスがありました。そこで知った自分の強みは《人間関係の構築面》ですね。SHIPでは、普段は関わらないようなメンバーとも議論を交わし、寝食を共にします。そのためか、人間関係で疲弊してしまう方もよくおられますが、自分はその面での悩みは全くなかったです。どんな相手でも、それがSHIP生でも、相手の視点で考えてみることで常に信頼関係を築いてこれたという経験は大きな自信につながりました。

反対に、自分の弱みは《やりきり力》です。SHIP生は渡航期間が終わると知るカフェに関わることはないので、このわずかな期間でやりきってやるぞという気持ちが強いです。その一方、自分は持っていた施策をずるずると引きずってしまっていたので、ここでやりきる力には大きな差があると感じました。


Q2. 自分/同店舗の国内スタッフがSHIP生から受けた影響

一般応募からSHIPに参加するスタッフって、国内スタッフ以上に厳しい条件をくぐり抜けてきている分、本当にポテンシャルが高い!!加えて国内店舗で当たり前の基準も、彼らにとっては全く当たり前では無いので、常に「なぜこれやるのか」を一つ一つ丁寧に説明しつつ、自らも考え直す機会になり、多くの学びを得ました。

あとは、どのSHIP生もがむしゃらさを持ち合わせていましたね。知るカフェに関わる期間がかなり短いからこその「やりきってやる」という強い意志を感じました。そのバイタリティで研修制度の変更から発注フローの立て直しに至るまで、短い期間ながらかなり組織の中枢に近い部分をスピード感持って動かしてくれましたね。見てて圧巻でした(笑)

だから、国内スタッフは相当に影響を受けると思います笑。渡航者のマネジメントをしていた僕の場合は、彼らからは学びというよりも危機感に近いものすら感じました。


Q3. 国内スタッフとSHIP生のバリューの発揮の仕方

知るカフェは、特にインド事業は学生運営に頼る部分が本当に大きくて、その上社会的ミッションを背負って運営をするなんて、結構特殊な組織だなぁと思うんですよね笑

国内で働いたスタッフはこの組織との付き合い方みたいなものに慣れてるので、トラブル時や報告事項がある時も、誰に連絡したら良いのかとか、といった感覚を理解してるんです。それに、他店舗スタッフや社員さんと繋がってたり、過去渡航者の話を聞いてたり、要するに情報を蓄積できてるんです。

一方のSHIP生は"知るカフェ"に対する情報もほとんど無くSHIPに参加します。そんな中でこの組織に順応するのにはゆうに一か月くらいかかることもよくあります。でも渡航期間は殆どの人が2~3ヶ月だから、さぁなんかやるぞってなった時にはもう帰国なんてことになりかねない。とすると国内スタッフがSHIP生に対して知るカフェの理解の浸透も気にかけていければ、互いに高いレベルでバリューが出せるはずです。


Q4. 今後の予定・抱負

SHIP参加中は、毎業務後にその日を振り返って日報を書きます。勤務最終日には半年間のインド生活を振り返ったのですが、「俺はこれを成し遂げた」と胸を張れるものが見当たらずとても悔しかった思いを書き連ねました。

組織の中において、人をマネジメントする《マネージャー》と、実際に動く《プレイヤー》という役割の二つでは、自分はプレイヤーとしての力に強くこだわりたいんです。様々な経験をする中でも、その組織で自分がどんなバリューを発揮できたのか、そしてそれは価値があったのか。それを即答できる人間でありたいです。

やはり、プレイヤーとしてバリューを残すには《自分にしかできないこと》が強みになると思います。だから帰国した今は自分の強みになりうる部分を分析した、修行中ですね(笑) これなら戦えるって思えるようになるまでは貪欲に学び続けていきます。



最後まで読んでいただきありがとうございました!

常に新しいシステムを導入し加速し続けるインド事業部から目が離せませんね(^^)

次号もお楽しみに~!!

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